歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。これが虫歯の原因です。それによって排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作ります。
診療内容
診療内容
歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。これが虫歯の原因です。それによって排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作ります。
大人と子どもの歯科では何が違うのでしょうか。成長期で変化し続ける子どもの歯と、永久歯が揃っている大人という点が大きな違いになります。子どもの歯は、永久歯を正しい位置へと導き、噛み合わせを含めた骨格形成をサポートする必要があります。そんな繊細な子どもたちの歯を専門に診るのが小児歯科になります。
子どもの矯正(小児矯正)は、1期治療(骨格矯正):あごの骨のバランスや大きさを整える2期治療(歯列矯正):永久歯が生えそろってから歯の位置を整えるの2段階からなります。
矯正歯科とは、一般的には悪い歯並びをきれいに治す治療のことをいいます。
歯並びの美容的な改善をするだけではなく、発音障害を改善すること、前歯で食べ物をしっかりとかみ切ることや奥歯で食べ物を噛み砕くこと、全身とかみ合わせのバランスを調整すること、歯のガタツキをなくすことにより歯の清掃性を良くして、歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。
お口の周りで気になることがあったら口腔外科の受診を検討してみてください。
口腔外科とは、口の中(口腔)、顎、顔面、ならび周辺領域の外科処置を中心に、その疾患全般を扱う診療科になります。
インプラントとは、チタンや合成材料で作った人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込んで歯を形成する治療法です。近年は技術や材料の進化で、安定的な治療成績を残すようになり、アレルギーも少なく利用者が増えています。治療の条件は、治療予定の場所に骨がしっかりとあることです。骨が足りないとインプラントを埋め込むことができないためです。
入れ歯とは、抜歯したり事故や病気で歯が抜けたりした部分を補う物(義歯)で、取り外しが可能です。両隣の歯が残っていないと適用できないブリッジと違い、残っている歯が何本でも大丈夫です。入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯があり、全ての歯がなくなっていれば総入れ歯、1本でも残っていれば部分入れ歯になります。
歯科治療には大きく、口腔疾患の予防や治療を中心とした健康保持などの面と、歯並びや色、カタチなどの美観を整えていく面があります。審美歯科はその両面の治療を行い、口元の表情など見た目の美しさを追求する歯科医療分野になります。
予防歯科をご存知でしょうか。残念なことに日本は先進諸国の中でも歯に対する意識が低く、予防歯科の概念があまり浸透していません。歯が痛くなってから歯科医院に行くのではなく、痛くなるまでに受診する。定期的にメンンテナンスを受ける。毎日のセルフケアを怠らないなど、積極的に歯を守っていく姿勢が予防歯科の特徴です。
歯が折れてしまった、虫歯が進みすぎて根っこだけになってしまった、抜歯が必要だがなるべく残せないかな・・一般的には抜歯と診断されるケースでも抜かずに保存できる可能性があります。
歯周病菌を減らすことで歯周病を改善し、歯をなるべく残す治療を提案します。
歯周病は、虫歯よりも歯を失う確率の高い病気ですが、初期には自覚症状が無いため、どうしても発見が遅れがちになります。