むし歯治療|近鉄京都線・高の原駅|iファミリーデンタルクリニック いなむら歯科

〒619-0224 京都府木津川市兜台3-10-1
TEL0774-27-6880
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むし歯治療

むし歯治療|近鉄京都線・高の原駅|iファミリーデンタルクリニック いなむら歯科

むし歯について

むし歯治療

むし歯は、歯が細菌によって溶かされてしまう病気です。歯の表面を守る「エナメル質」が酸で少しずつ傷つき、進行すると歯に穴が開いてしまいます。初めは気づきにくいですが、進むと痛みが出たり、歯を失うこともあります。歯周病と同じく重症化するまでに自覚症状が少ないため日常生活の中でご自身では気づきにくいです。特に年齢が若いときには無症状で、どんどんむし歯が大きくなりやすいです。また、食生活や嗜好品によって、むし歯になりやすい環境の場合もあります。痛みが出てきたときには、重症化していることも多く、“早期発見・早期治療”をすることがとても大事です。

こんなお悩みありませんか?

  • 歯がしみる
  • 歯に黒や茶色の点がある
  • 歯が痛む
  • 歯の表面がザラザラする
  • 口臭が気になる
  • 歯に穴が開いている
  • 食べ物が歯に挟まりやすい
  • 歯茎が腫れる
  • 歯の色が変わっている
  • 長期間歯医者に行っていない

当院のむし歯治療の特徴

正確な検査と治療

従来むし歯の検査では、肉眼での検査とレントゲン検査が行われてきました。レントゲン検査は目に見えない箇所の診断に有効ですが、3次元的な構造を持つ歯の状態を2次元のフィルム上で判断するため、歯科医師の経験則による診断になり、初期むし歯の発見が遅れてしまう可能性があります。
初期むし歯はしっかり検査を行って適切な予防プログラムで管理を行うことで、削らずに済む場合があります。当院では治療が必要かどうかのご相談をさせていただき、その人にあった予防プログラムを行いますので、安心したお口の中のコントロールができます。

無理に削ることなく丁寧に治療いたします

一昔前までのむし歯治療といえば歯を削っていましたが、最近では治療法が改良されて、健康な部分は削らずに残すことができるようになりました。
当院ではなるべく削らずに歯を残す治療を行います。そのため必要があればマイクロスコープ、口腔内カメラ、CT等の最善の設備を整えています。

痛みやストレスに配慮し治療いたします

痛みに対する不安、治療内容に対する不安、歯を削る際の音や環境に対する不安など、様々な不安を持って来院されると思います。治療に対する不安をなくすために、痛みに配慮した治療を心がけております。治療に際しては麻酔が必要のことがあり不快感を与えることもあるかと思います。そのため当院では必ず、表面麻酔を行い、麻酔の痛みが少ない最適温度を保つよう、極力痛みがないよう配慮いたします。

ラバーダム防湿を行うことがあります

ラバーダム防湿とは、ゴムの膜を使い、お口を覆う方法です。
むし歯の大きさ、根の治療、唾液の量、嘔吐反射、水をためることが困難…
ほかにもいろいろとございますが、当医院では大人・お子さま問わず、むし歯の治療・根管治療等でも、ラバーダム防湿を行うことがあります。

メリット

唾液からの感染防止、器具の誤飲・誤嚥防止、薬剤や器具から口腔内の保護
治療する歯しか見えない状態で処置を行い、さらにゴムの枠でお口を覆っているため、非常に安全に治療ができます。

デメリット

息苦しさ・心理的に使用できない
お口をゴムの枠で覆っていますので、鼻で息ができれば問題ないのですが、鼻がつまっている等で使用困難な時もあります。

むし歯の原因

歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。これがむし歯の原因です。それによって排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かしてむし歯を作ります。歯みがきをしていなかったり、甘いものをたくさん食べているのにむし歯がない人は、もともと持っている細菌の量が少なかったり、溶け出したカルシウムやリンなどの成分を元に戻してくれる働きを持つ「唾液」の力が強い人です。

むし歯は以下の要素が原因と言われております

1.歯質

歯質は一人ひとり異なり、むし歯になりやすいかどうかを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、唾液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。

2.細菌

キシリトールやフッ化物には、むし歯の原因となる細菌の活動を抑える働きがあります。これらを活用し、歯科医院でのメインテナンスで歯垢(プラーク)を除去していきます。

3.糖分

糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、むし歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送ることを心がけてください。

むし歯の進行

初期のむし歯

C1初期のむし歯

歯の表面はエナメル質で覆われており、むし歯はまずエナメル質に発生します。エナメル質がむし歯になると、光沢がなくなり白っぽくザラザラした感じになります。むし歯は上の歯と下の歯の噛み合せの部分や、歯と歯の間などに発生しやすく、この段階ではまだほとんど痛みはありません。

歯の内部まで進行したむし歯

C2歯の内部まで進行したむし歯

エナメル質の内側には象牙質がありますが、むし歯が象牙質まで進むとむし歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。

神経まで進行したむし歯

C3神経まで進行したむし歯

象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。むし歯がさらに進行して歯の神経までむし歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、むし歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。

歯の根(歯質)が失われた歯

C4歯の根(歯質)が失われた歯

むし歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根までむし歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症し腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。

さまざまな歯を残す方法をご提案いたします

むし歯が進みすぎて根っこだけになってるが歯をなるべく残したい、抜歯が必要だが、歯をなるべく残せる方法はないかな、自分の歯を使いたい…
一般的には、抜歯と診断されるケースでも抜かずに保存できる可能性があります。
当医院ではこのような患者様に、さまざまな方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

メリット
  • 抜歯が必要と言われた歯を保存できる可能性があります。
  • ご自身の歯を被せることができます。(ブリッジ・インプラントを回避できます)
  • 被せものの適合が良好なため、歯茎の炎症が起きにくい。
  • 保険診療が可能な場合があります。
デメリット
  • 自費診療になる場合があります。
  • 治療期間が約3~4か月(被せものができるまで)かかります。
  • 外科処置が必要になります。

歯を抜かずに保存する治療方法

エクストリュージョン

エクストリュージョンとは、歯を少しずつ引っ張り出す治療法です。歯茎の下に隠れてしまった歯や、深いむし歯、折れた歯などを治療しやすくするために行います。
また、歯茎や骨の形を整えたい場合や、被せものやインプラントの準備としても使われます。この方法を使うと、歯を抜かずに治療できる可能性が高まり、見た目や歯の機能を良くすることができます。

STEP.01歯根と隣在歯に矯正装置をつけます

レントゲン等により、歯の神経の治療後にどれだけ牽引するのか、周囲の歯とのバランス等を検討します。

STEP.02ゴムで牽引し、固定します
(約2か月)

移動量にもよりますが牽引で、約1か月、固定で約1か月が目安です。審美的に問題があれば、仮の歯を隣在歯にくっつけます。

STEP.03歯茎の治療

周囲の歯茎との調和、被せものをするために必要な歯質(フェルールといい、最低歯茎から1mm以上が必要)の確保のために、歯茎の形成を行います。処置後は約1か月の間、歯茎の治癒を待ちます。

STEP.04最終の被せものの装着

歯茎の治癒後に被せものを作製いたしますので、歯茎の炎症はなく、適合が良好な被せものを装着できます。これにより、むし歯や歯周病の予防にも非常に効果が期待できます。

クラウンレングスニング

クラウンレングスニング(歯冠長延長術)とは、歯茎や歯槽骨を削る歯周外科の治療領域で、その名の通り歯茎を少し下げて、その下にあるむし歯や歯が割れている部分を歯茎の上に出す治療法のことです。

  1. 歯茎のラインをチェック
  2. 歯茎より上に、健康な歯質を出します
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