子供の矯正(小児矯正)は、
- 1期治療(骨格矯正):あごの骨のバランスや大きさを整える
- 2期治療(歯列矯正):永久歯が生えそろってから歯の位置を整える
の2段階からなります。
- 1.第1期治療
- 乳歯と永久歯が混在している時期の治療です。年齢の目安は7才から8才。乳歯の時期からかみ合わせが気になるお子さまには予防矯正も行っております。6才以前のお子さまでも歯並び・かみ合わせが気になる方はご相談ください。
主な治療
- 筋機能訓練(口周りの筋肉バランス・舌位置の改善)
- 拡大プレートを利用したあごの骨の拡大
- あごの骨の成長誘導など
- 2.第2期治療
- 1期治療によって顎の骨の大きさやバランスが整えられ、永久歯がきれいに生え揃う土台をつくれるので、2期治療の必要がない場合もあります。1期治療であまり効果が得られずに2期治療に入った場合も、部分的な矯正治療で済むことがほとんどです。2期治療を行う年齢の目安は、10歳ごろ〜成人後です。 もし不適切な生え方をしそうな永久歯があっても、完全に生え終わって顎の成長が止まった段階で治療を始める方が、効果的な場合もあります。歯の1本1本に装置をつけ、歯の根までコントロールして最終的な咬み合わせを作ります。